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冬に流行る感染症と予防法

2024年11月18日

長かった暑い日々もやっと過ぎ、これからは寒くて乾燥した季節がやってきます。
そして、ウイルスや菌でうつる感染症が増える季節でもあります。

今年はすでにインフルエンザの患者が全国各地で増えていて、厚生労働省は11月8日、
全国的な流行期に入ったと発表しました。流行期に入った時期は、2009年に次いで
2番目に早いそうです。

すでに学級閉鎖が行われている学校も多いですが、流行しているのはインフルエンザ
だけでなく、マイコプラズマ肺炎やRSウイルスなど、複数の感染がみられるようです。

この流行の原因の一つには、新型コロナウイルスの感染が減少し、油断をしてマスク
をしなくなったり、手洗いを怠るようになったからかもしれません。

以下、各種感染症の特徴や症状、手当の方法などを比較してみました。

〇インフルエンザ

【症  状】 高熱(38度以上)、頭痛、関節痛、筋肉痛、だるさ、喉の痛み 鼻水、
        咳など
【特  徴】 インフルエンザがふつうの風邪やコロナウィルスと大きく違う点は、
38℃以上の急激な発熱や悪寒、全身の筋肉痛、関節痛、などの症状が
       急激に現れることで、一週間程度で回復します。
【流行期間】 11月下旬から4月ごろまで  
【感染経路】 飛沫感染
【予 防 法】  予防接種。日常のマスクと手洗い。
※インフルエンザは、通常の風邪や新型コロナウイルスと症状が似ています
 その違いを比較しました。

○かぜ

【症 状】くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、痰など。
【特 徴】 鼻やのどの症状が顕著で、比較的ゆっくりと症状が出て4~5日で改善
     します。

〇新型コロナウイルス

【症 状】せき、発熱、関節痛筋肉痛、頭痛、倦怠感食欲不振、味覚嗅覚の異常
【特 徴】はじめは比較的ゆるやかに症状が現れますが、症状が続いた後に急に
重症化することがあります。違和感があればPCR検査を受けましょう。

〇RSウイルス 

【症  状】 発熱、鼻水、のどの痛み、せき、呼吸困難など。
【特 徴 】 生後1歳までに半数以上が、2歳までのお子様が一度は感染すると
       いわれています。4~6日の潜伏期間があり、わりと軽症ですが 、
       重症化すると咳がひどくなります、特に生後6ヶ月以内に感染した
       場合には注意が必要です。
【流行期間】 初夏から秋 
【感染経路】 接触感染、飛沫感染
【予 防 法】 予防接種、日常のマスクと手洗い。

〇マイコプラズマ肺炎 

【症  状】 発熱、倦怠感、頭痛、痰を伴わない咳、のどの痛み 
【特    徴】   小児に多く、発熱しない場合もありますが、せきは熱が下がった
        後も3~4週間続くのが特徴です。重症化すると肺炎になりやすい
        ので要注意です。
【流行期間】 一年中で冬にやや増加傾向。
【感染経路】 接触感染、飛沫感染
【予 防 法】  日常のマスクと手洗い。タオルの共有を避ける。

〇ヘルパンギーナ

【症    状】 発熱、のどの痛み、口腔内に小さな水疱
【特  徴】 幼児に見られるウイルス性の感染症で、突然の高熱が1~3
       日続き、同時にのどが赤く腫れて小さな水疱が沢山できます。
のどの痛みが強く、飲食がつらくなる場合があります。
【流行期間】 夏風邪の一種ですが、まれに秋から冬にかけて流行します
【感染経路】 接触感染、飛沫感染
【予 防 法】  糞尿から感染するのでトイレの中が要注意です。しっかりとした
       手洗いとうがいをし、タオルの共有はやめましょう。

〇手足口病

【症  状】 手のひら、足の裏や甲、口の中に小さな水泡が出来る。
【特  徴】 夏風邪の一種で、かかるのはほとんどが小児ですが、3日から
       1週間で完治します。
【流行期間】 主に夏に発症する感染症ですが、秋から冬に流行することも多く、
       今年は各地で警報が発令されています。
【感染経路】 接触感染、飛沫感染
【予 防 法】 トイレの中が要注意。しっかりとした手洗いが必要です。

〇ノロウイルス 

【症 状】 吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、発熱
【特 徴】 激しい嘔吐と、日に何度も出る水様性の下痢が特徴ですが、
       1~2日で回復することが多いです。 
【流行期間】 年間通して発生するがとくに冬季に多く発生。
【感染経路】 接触感染、飛沫感染、媒介感染(食品を含む)
【予 防 法】 しっかりとした手洗いとアルコール消毒。

家庭でできるお手当

医療機関でもウイルス性の感染症に対する有効な治療薬はなく、症状を改善
する解熱剤やせき止め薬などを処方する対症療法が中心になっています。
夜中の急な発熱やつらいせきなどのために、ファーストチョイスとして市販
のかぜ薬や解熱剤、せきどめなどを常備しておくと安心でしょう。
それでも改善しない場合は、医療機関での受診をお勧めします。

宇津救命丸のラインナップ

宇津救命丸では、お子様の熱、せき、のどの痛み、鼻水などに効果のある、各種
医薬品をシロップタイプや顆粒タイプでご用意しています。