こども解熱坐薬(キオリトル)の連続使用はお止め下さい。~使い方や注意事項について解説します~
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2022年07月29日
400年続く「夜泣き」「かんむし(子どものストレスによるギャン泣きやイライラ)」など子育てのお悩み解決のお薬「宇津救命丸」
2022年10月28日 記事の内容を修正・追加致しました。
コロナの流行によりマスク着用と手洗い・うがいといった行為がここ数年でだいぶ習慣化されてきたようです。未だコロナの終息は見通せませんが、全国旅行支援や外国人観光客の受け入れが始まったり、少しずついろいろなことが緩和され始め、マスク着用についても制限がだんだんゆるやかになってきました。
2019‐20年、2020‐21年とマスク着用が徹底されていたときは、インフルエンザのシーズンになっても感染は極めて低水準でした。ですが、マスク着用シーンが徐々に減っている今季は新型コロナウィルスとの同時流行が心配されます。
でも、熱が出たり咳が出たりしたとき、それがふつうのかぜなのか、インフルエンザか、もしかしたらコロナウイルスによるものなのか、自分で判断するのは難しいと思います。病院にかかりたくても熱があると、以前のようにすぐに病院に行って診てもらうということがなかなかできません。
そこでここでは、3つの病気の特長と対策について解説したいと思います。(あくまで目安ですので、最終的には医師の診断が必要です)
目次
一般的にいわれているかぜとは、上気道(鼻、のど、気管支などの空気の通り道(定義的に上気道は鼻と口から喉の奥まで、気管支は下気道になる様子)に炎症が起こるものです。かぜの多くは発症後の経過がゆるやかで、熱もそんなに高くなく、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛みなどが主にみられます。
お医者さんは「かぜ」とは言わず急性上気道炎といいますが、最近はかぜ症候群とも言うようです。
原因は主にウイルス(インフルエンザウイルスとは違います)ですが、寒気や科学的な刺激、アレルギーでも発症することがあります。かぜは冬に限らず、大人で年に2~3回、幼児は6~7回ひくといわれています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが咳や鼻水を介する飛沫感染によって、に感染し起こる病気です。日本では冬に流行することが多く、初期症状はかぜに似てますが、突然38℃以上の高熱が出て、関節痛、筋肉痛、頭痛のほか、全身の倦怠感、食欲不振など全身症状が強く現れ、3~5日続くのが特徴です。お子さまでは、まれに急性脳症を発症したり、ご高齢の方や免疫力の低下している方などは肺炎を伴うなど重症になることがあります。
出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/terms.html)
もともとかぜ(風邪)は邪気のことで、「邪気を身体に引き入れる」ということから来ています。一方インフルエンザは、ラテン語の「影響」に由来し、「星の並び方の影響で悪い空気が広まる」という考えから来たそうです。しかし、なぜ「かかる」というようになったかは不明です。
新型コロナウイルス感染症の症状は、38度以上の高熱、頭痛、関節痛、のどの痛みや鼻水、くしゃみ、せきなど、インフルエンザの症状に非常に似ていますが、小児が感染しても症状が出にくく、高齢者や持病のある人が感染すると重症化しやすいのが特徴です。その感染経路は、飛沫感染、接触感染の他、空気中に浮遊する空気感染があります。インフルエンザとの見分けが非常に難しいので、検査キットを備え、判断の目安にするとよいでしょう。ただし品質にもよりますし、簡易検査なのであくまで参考程度にしましょう。
(新型コロナウイルスの抗原定性検査キットは「体外診断用医薬品」として国が承認したものを使用してください。)
●いずれも外出時や人との接触時に感染しやすいので、人ごみに出るときはマスクをつけましょう。最近ではマスクにもいろいろな種類がありますが、感染予防には不織布のマスクがベストというデータがあります。
●外出から帰ったら必ず手洗いとうがいをしましょう。手洗いは、石鹸をつけてよく洗うことが大切ですが、石鹸がない時は流水でしっかり洗いましょう。また、うがいはあまり効果がないという説もありますが、のどの乾燥を防ぐという意味でもしないよりはした方がいいですし、予防という意識づけになります。
出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/terms.html)
●最近スーパーなどの入口にアルコール消毒器が置いてある所が増えました。足で踏んでお子様の手を消毒するときは、お子様の目と同じ高さにノズルの位置があるとお子様の目にアルコールが入る可能性があるので十分注意してください。
●かぜもインフルエンザもウイルスによるもので、体力がないときや、疲れたときにうつりやすいものです。栄養のある食事と十分な睡眠をとりましょう。
●インフルエンザは、予防接種をすることで発症を減らし、重症化を防ぐことが出来ます。低年齢のお子様は、2回の接種を推奨しているようです。ちなみに、2022年のシーズンについては、先日厚生労働省が新型コロナウィルスワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種を認めましたとニュースになっていました。
●新型コロナウィルスもワクチンの接種で重症化を防ぐことが出来、自分から他の人に感染させるリスクも減らせます。
かぜもインフルエンザも早く治すには、ウイルスに対抗する免疫力や自己治癒能力(身体が生まれながらにして持っている病気を治す力)を高めることが重要です。身体をあたため、よく睡眠をとって身体を休めるようにしましょう。熱が下がって治ったと思っても無理をしてはいけません。
症状の重いインフルエンザには、タミフル等の治療薬があります。
逆に比較的症状の軽いかぜの場合、病院で処方されるのは、熱・せき・鼻水などの症状を抑えるお薬だけです。なので、順番を待たなければならなかったり、他の感染リスクを考えたら、市販の総合かぜ薬や、せきどめ薬、鼻炎薬、解熱剤を使って家で安静にして、休息するのも一つの方法でしょう。
特にお子様は、かぜが原因で重い病気になることもあるので、早いうちに症状を抑えることが大切です。でもお子さまにおくすりを与えるのは一苦労ですね。
当社は40年も前に甘いイチゴ味のかぜシロップを初めて開発しました。効き目や安全性はもちろん、お子さまにストレスなく飲んでいただくために今も研究を続けています。
他にも総合かぜ薬の顆粒や錠剤、各症状に効くせき止めや鼻炎薬、解熱剤などいろいろな症状に使える商材があります。お子様さまの年齢や状態に合わせて選べるよう、さまざまなタイプのお子さま専用のお薬をラインナップしています。
また、医療用の解熱剤(カロナール)が不足しているというニュースが一時ありましたが、市販の解熱剤や解熱坐薬も効果は同じですので、もしもの時に常備しておくと安心です。
※なお、新型コロナウィルスに感染したと思われる場合は、医療機関での受診をお願いします。
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