市販薬で使われる成分について解説します~デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
当社が発売している医薬品の成分の説明シリーズ4回目です。今回は前回に続いて鎮咳成分であるデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物について解説します。 第四回 咳を止める デキストロメトルファン臭化水素 […]
2024年09月20日
400年続く「夜泣き」「かんむし(子どものストレスによるギャン泣きやイライラ)」など子育てのお悩み解決のお薬「宇津救命丸」
当社では、宇津救命丸以外にもいろいろな種類のお薬を発売しており、含まれる成分も多種多様ですが、どのような成分に何の作用があるか、順次解説いたします。
アセトアミノフェンは、宇津こどもかぜ薬A Ⅱ、宇津こどもかぜシロップA、こども解熱坐薬に含まれる解熱鎮痛剤で、広く医療用や一般薬にも使われている成分です。
新型コロナウイルスの副反応時に医療用のアセトアミノフェン(カロナール)が多く処方され、一時不足する事態となりましたが、厚生労働省が市販のアセトアミノフェンなどでも対応できると紹介したので報道などでご存知の方も多いと思います。
アセトアミノフェンは1870年代に合成され、1893年にはすでに医薬品として使用されて、以来、130年以上にわたり世界中で広く使われている解熱鎮痛剤です。
≪解熱作用≫
主に脳にある体温調節中枢に作用し、血管や汗腺を広げることで体外へ熱を逃し、熱を下げる働きをします。
≪鎮痛作用≫
脳の中の痛みの情報を伝える物質を抑える作用があることから、頭痛、歯痛、腰痛、ねん挫痛、生理痛や関節痛など、さまざまな痛みを和らげる働きをもっています
胃腸への影響が少なく、腎障害も少ないのが特徴で、眠くなりにくい成分です。
大人はもちろん、乳幼児、高齢者、妊婦や授乳中の母親まで広く使われていて、とくに小児のインフルエンザに使用する解熱鎮痛剤にアセトアミノフェンが推奨されています。それは小さな乳幼児から使える安全性と長い実績が評価されているからで、市販の子供用かぜ薬や解熱剤のほとんどに配合されています。
〇同成分の併用はやめましょう
アセトアミノフェンは安全性の高い成分ですが、市販薬に多く使われているので、かぜ薬・解熱剤・解熱坐薬を同時に使用するのは避けてください。またアセトアミノフェン以外でも解熱鎮痛作用のある成分が含まれている薬(イブプロフェン・ロキソプロフェン・アスピリンなどが含まれる薬)を同時に使用するのもやめましょう。
〇長期間の使用・連用は避けてください
解熱鎮痛薬はあくまで症状を緩和するお薬です。ご自分の判断で長期間使用したり、添付文書の用法・用量を守らずに使用するのはおやめください。
・宇津こどもかぜシロップA
お子さま専用(3ヶ月~7才未満)の総合感冒薬。飲みやすいイチゴ味のシロップで、ひきはじめのかぜの熱・せき・鼻水によく効きます。
お子さまが飲む薬なので、ノンシュガー、ノンカフェイン、ノンコデインの処方にし、安心容器を採用しました。
・宇津こどもかぜ薬AⅡ
お子さま専用(1歳~11才未満)の総合感冒薬。小さなお子さまでも服用しやすいあまいミックスフルーツ味の顆粒。せき、たん、のどのはれに効く生薬のキキョウを配合。
分包なので携帯に便利。旅行など外出先での服用に最適です。また、分包が未開封なら、使用期限まで使えるので経済的です。
・こども解熱坐薬(キオリトル)
お子さま専用(1歳~11才未満)の解熱鎮痛薬。
吐き気があったり、咳き込んで薬が飲めない時に適しています。
当社が発売している医薬品の成分の説明シリーズ4回目です。今回は前回に続いて鎮咳成分であるデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物について解説します。 第四回 咳を止める デキストロメトルファン臭化水素 […]
2024年09月20日
KEGG MEDICUS © 金久實(京都大学化学研究所) licensed under CC表示-継承4.0 国際 当社が発売している医薬品にも配合されている成分の説明シリーズ3回目です。今回は市販 […]
2024年05月20日
当社が発売している医薬品の成分の説明シリーズ2回目です。今回は市販薬でも多く配合されている成分、クロルフェニラミンについて解説します。 第二回 アレルギー症状に効く クロルフェニラミンマレイン酸塩 ク […]
2024年04月18日
目次1 この記事はこんな方におすすめです2 この記事を書いたのは誰?3 せきどめ薬の状況4 背景その①5 背景その②6 医療用・一般薬の違いについて7 さいごに この記事はこんな方におすすめです せき […]
2023年11月09日
Copyright © 2024 Uzukyumeigan Co.,Ltd. All Rights Reserved.