宇津救命丸が夜泣きによく効く理由とは?成分について詳しく解説します。(ギュウタン編)
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2024年04月11日
400年続く「夜泣き」「かんむし(子どものストレスによるギャン泣きやイライラ)」など子育てのお悩み解決のお薬「宇津救命丸」
前回は、動物性生薬のゴオウについて解説しました。第2回目の今回は、植物性生薬のオウレンについて解説して行きたいと思います。
黄連は、常緑多年草の一種で、ラテン名Coputis Japonicaに日本の文字が入っているように、数少ない日本固有の薬用植物です。現在日本では、福井県や岡山県で多く生産されています。
生薬として使われるのはその根の部分で、性状は太くて黄色く、多数のヒゲが生えています。そのヒゲを取り去り乾燥して使いますが、匂いはあまりなく、味は極めて苦くて口に残ります。宇津救命丸が苦いのもこの黄連に大半起因します。
黄連はその性質上、土などが付着していることがあるため。入荷すると念のために金属探知機を通し、当社独自の洗浄機で洗浄します。この洗浄機は、洗浄中に主成分が出来るだけ溶出しないような機構になっています。
黄連は、健胃、消炎、鎮静、食欲不振、下痢止めの効果があり、むかしから苦味健胃薬として伝承薬に使われていますが、漢方薬の中にも、黄連湯、半夏瀉心湯など、多数の処方に含まれています。また、主成分のベルベリンには抗菌作用もあり、抽出して下痢止め薬などに使われています。
現在市販されている小児五疳薬の中で、宇津救命丸以外に黄連が含まれているものはほぼありません。宇津救命丸は夜泣き、かんむしの薬として広く認知されていますが、以前行った臨床試験やアンケート結果から、下痢止めや食欲不振の効果が非常に高いということが検証されています。これは、黄連の効果といってもよいでしょう。
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